訪問看護師のまおつんです。
何かいい方法はありますか？
患者さんのために自己犠牲しすぎている訪問看護師が増加しているようです。
一生懸命に看護をすればするほど、体も心もしんどくなります。
今回は訪問看護師のセルフケアについて具体的な方法を考えていきましょう。
このブログでは訪問看護のリアルな仕事について情報を発信しています。もし興味があれば関連記事もご覧ください。
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訪問看護師のセルフケアの方法とは？
いつも頑張っている看護師のみなさん、時には自分自身の健康にも気を使いましょう。
看護師が健康をキープすることは、ストレスによる抵抗力を高めるためだけでなく、最終的には患者さんにも良い看護を提供することになります。
看護師ができるセルフケアについて、以下の5つをまとめました。
１、食べること
できるだけ健康的な食生活を維持することができれば、ストレス耐性の向上や免疫力の強化につながります。
訪問看護師は、患者さんを訪問する忙しいスケジュールを組まれるため、非によってはお昼休憩を取ることができないこともあります。
食事が摂れないくらい忙しいとイライラが募り、心に余裕もなくなります。
栄養ドリンクやお酒を飲む人も多いと思いますが、一時的な効果はあっても、不眠やストレスの原因になるため摂取量は減らしたいものですね。
ここまでが建前の話です。
わたしの個人的な意見では、
「飲めるときに美味しいお酒を飲みたい！」
「甘いお菓子を食べてリラックスしたい！」
と思っています。
自分の好きな時に好きなものを食べるのが結果的に幸福になれる気がしています。
自分の家で好きなことをする分には誰にも迷惑を掛けていないので、これぞセルフケアの醍醐味だといえます。
２、動くこと
訪問看護師は、特に体の負荷が大きい仕事です。
そのため、職場では体を動かしていても休日は運動不足になりがちです。
適度な運動を行うことで、ストレスを解消することができます。
例えば、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどは、身体の疲れを癒し、心身ともにリラックスすることができます。
「そんなことは百も承知なんだけど、できないの！」
そいう文句が聞こえてきそうです。
休みの日は昼までゴロゴロして、午後からちょっと出かけるのが最高と思っていますよね。
その気持ちよく分かります。
でも、そんな休みの日の朝に重い体を起こして家の散歩してみてください。
帰ってきたころには軽い汗もかいて、なんて清々しい気持ちになれることか。
散歩をするだけなら、１円も掛かりませんし明日から出来ますよ。
もしくはお金を出して散歩用の靴を買うことで、
「せっかく買った靴を使わないともったいない」
自分でと思わせるように自分を追い込むことも良いかも知れません。
３、寝ること
寝不足になっている訪問看護師がとっても多いです。
訪問看護師は夜勤はないものの、オンコールなど夜中に電話が掛かってくることもあります。
これじゃあ安心してゆっくり眠れません。
しかし、睡眠不足になるだけで高いストレスや疲労感を引き起こすため、マイナスなことばかりです。
睡眠を改善するためには、就寝前にリラックスする時間を作ったり、寝室を暗く静かな空間にすることが大切です。
でも、それがなかなかできないんですよね。
一番いい方法は、寝る前のスマホを本に置き換えることです。
軽く読書しながら寝落ちするのが個人的には最高だと思っています。
どうしてもスマホが手放せないという方は、「寝ごこちホン」を試してみてください。
寝落ちするためのイヤホンで、横向きになっても痛くない設計になっています。
これでYouTubeのラジオを聞きながら寝落ちすることで睡眠の質を上げられるはずです。
４、ストレスを解消すること
訪問看護師は、職場の人間関係で多くのストレスを抱えています。
このブログで職場の人間関係についての記事が増えているのはそういう背景があります。
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訪問看護師は自分なりのストレス解消方をひとつは持っておきたいですね。
ストレスを感じた時には、深呼吸やストレッチをすることで少し軽減できます。
趣味やスポーツ、旅行など、自分が楽しむことで、気分転換をしましょう。
ストレスが長期間にわたって続く場合には、ひとりで抱え込まず専門家の助けを借りることも必要ですよ。
５、プライベートと仕事のバランスを取ること
看護師は、職場での仕事に専念するために、自分の時間を犠牲にすることがあります。
しかし、プライベートの時間をしっかり確保し、また、健康的な食事を心がけることも重要です。
本やネットでは色々な方法が書かれていますが、一番の方法は、
「よく食べ、よく寝る」
これだけだと思っています。
そのうえで趣味やスポーツなどに取り組めればさらに良くなりそうですね。
ストレスフルの看護師は誰かとおしゃべりをするだけでかなりのストレス軽減になるとも言われています。
訪問看護師も以前よりは仕事とプライベートな時間を両立できるようになっているので、休みの日には思い切って友達と旅行に出かける計画を練るのも良いでしょう。
セルフケアが大事な本当の理由
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１、患者さんに健康であってほしいから
看護師は、患者さんに健康的な生活をしてほしいと願っています。
しかし、自分自身が健康でなければ、説得力がなくなってしまいます。
例えるならば、太っている看護師が患者さんにダイエットを勧めるのと同じことです。
まずは自分自身が健康体になり、それを患者さんにおすそ分けくらいの気持ちが持てると良いですね。
健康であることが何より、患者さんに良い影響を与えるでしょう。
２、無理なく仕事を続けたいから
病棟の看護師は、夜勤もあるため24時間患者さんに寄り添う仕事です。
看護師が無理をしすぎると、その職場や業界で長く働けなくなり、結果として医療業界にとっても大きなダメージです。
若いうちは多少の無理はきいても、年を重ねるとだんだん夜勤がツラくなります。
私は病棟勤務がダメだったら、訪問看護に転職しましょうといつも言っています。
訪問看護ならば長く続けれらそうと思ってくれれば幸いです。
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３、自分自身を大切にしたいから
患者さんのケアは少なからず看護師の自己犠牲によって成り立っている部分があるかも知れません。
医療業界の人手不足などを考えると、きれいごとばかりで済む話ではなくなってきていると感じています。
そんな時代の中で、看護師が自分自身の健康管理どうやって保っていくかは大きな課題です。
もちろん誰も答えを教えてくれませんし、本やネットに書かれていることがすべてではありません。
残念ながらわたしの記事だって、全ての人にとって有益な文章になっているかどうかは分かりません。
だからこそ、これからの時代は自分自身でセルフケアの方法を考えて、実践していくスキルと能力が求められているといえます。
患者さんのケアを一生懸命にしつつ、その一方でどうか自分自身も大切に扱ってあげてください。
まとめ
いまは看護師のセルフケアが大事な時代です。
自分にとって一番良いストレス解消方法はなにか、一番良い働き方はなにか、今回の記事がこれらのことを考えるきっかけになれば良いと思います。
自分の健康にもっと関心を持って生活をすることで、結果として患者さんにも良い医療を提供できるようになるのは何度も言いました。
適切な時間管理やリラックスできる時間をつくり、そして自分自身を正しくアセスメントし、過度な負荷をかけないことです。
誰もがよりより健康的で豊かな生活を送ることができることを願っています。
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