おつぼね看護師の特徴とその心理とは?対処法はある?

訪問看護師のまおつんです。

相談者
いまの職場にお局(おつぼね)様がいて本当に困っています。

おつぼね様に悩む日本全国の看護師の皆さんへ、

毎日本当にお疲れ様です。

おつぼね様はどんな職場にも必ずひとりは存在し、その存在に悩んでいる人が大勢います。

 

今回はおつぼね様の特徴と彼らの深層心理、最後に対処法について解説していきます。

おつぼね様を知ることで少しでも気持ちが楽になってくれるとありがたいと思います。

 

おつぼね様に耐えられない方は転職をして新しい人生を歩んでみてはどうでしょうか。

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おつぼね看護師の特徴6つ

まずはおつぼね様はどんな特徴があるのかを見ていきます。

おそらく多くの人が共感できる内容だと思います。

【おつぼね看護師の特徴6つ】
1、息を吐くように悪口を言う
2、若手を理不尽にいじめる
3、あいさつしてくれない
4、上司にゴマをする
5、他人に仕事を押し付ける
6、自分にとにかく甘い
まおつん
おつぼね様はだいたいこの6つの特徴を持っています。

1、息を吐くように悪口を言う

おつぼね様といえば他人の悪口を言うことです。

「同僚の○○はぜんぜん仕事ができない。」

「上司の□□はマジでキモい!」

など、いつも誰かの悪口を言っています。

 

周りの人は「あ~また言ってるよ」と冷めた目で見ていますが、とにかく声が大きくて迷惑ですよね。

 

2、若手を理不尽にいじめる

困ったことにおつぼね様は若手の看護師や新人をいじめます。
「なんでこんなことも出来ないの?」
「学校でなにを習ってきたの?」
「看護師に向いていないんじゃない?」
というような暴言を吐いたりパワハラをするのが特徴的です。
いつも標的になりやすいのは若手や新人です。

3、あいさつしてくれない

おつぼね様は基本的にあいさつをしてくれません。

こちらがあいさつをしても必ず無視します。

 

そのくせ、こちらがあいさつをしないと陰で文句を言われるのことがたちの悪さです。

研修などでは「あいさつは社会人の基本でしょ!」と大声で叱ってそうですよね。

 

4、上司にゴマをする

若手や新人には特に冷たく接するのに、上司にはこれでもかとゴマをするおつぼね様が存在します。

若手や新人に対しては、

「ぜんぜん出来てないじゃない!」

と冷たく言い、上司や目上の人に対しては、

「すみません~」

と調子よく返事をします。

 

弱いものはとことん見下し、強いものには媚びを売るのが特徴的です。

 

5、他人に仕事を押し付ける

おつぼね様は面倒な仕事は自分でやらずに他人に押し付ける習慣があります。

「これやっておいて!」というくせに、自分はというと給湯室で誰かと談笑をしています。

誰からに指摘されると、「わたしだって忙しいんだから!」と言って聞く耳を持ちません。

 

それでいて「部下に仕事を任せられる良い先輩」と自分のことを評価しているケースすらあります。

 

6、自分にとにかく甘い

自分に対してとことん甘いのがおつぼね様の特徴です。

他人の失敗に対しては、

「これ、だれがやったの!?」

と必要以上に騒ぎ立てて、すぐに犯人探しをしようとします。

 

にもかかわらず、自分が失敗したときは、

「わたしってそういうところがあるからさ」

と謝りもせずに責任を取ろうとしません。

まおつん
どれもおつぼね様の特徴に当てはまりますよね。
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おつぼね看護師の深層心理にあるもの

おつぼね看護師は他人の悪口を言ったり冷たく接したりしますが、なぜそのような行動に出るのでしょうか。

彼らの深層心理にあるものが分かれば、対処のしかたのヒントが見えてくるかも知れません。

【おつぼね看護師の深層心理にあるもの】
1、妬み
2、プライド
3、承認欲求
4、不安
まおつん
おつぼね看護師の心の中をすこし覗いてみましょう。

 

1、妬み

おつぼね様の心の中にあるものは、他人への「妬み」です。

「わたしよりも若くてキラキラしている」

「わたしよりも仕事ができる」

など、他人のことが羨ましいという感情を持っています。

 

2、プライド

おつぼね様はプライドが高い人が多いです。

そもそも人間は歳を重ねるほどプライドが高くなっていく生き物です。

「わたしは今までこんなに頑張ってきた」

「わたしは創業のときから知っている」

このように、自分がこれまで職場で頑張ってきた自信がそうさせています。

 

3、承認欲求

おつぼね様は、

「本当はみんなに認めてもらいたい」

「周りから感謝してもらいたい」

と心の底では思っています。

 

しかし、高いプライドが邪魔をしているので、それを人に言えずに苦しんでいます。

その結果として、他人を見下したり冷たくする行動に出てしまうのです。

実は不器用なだけかも知れません。

 

4、不安

おつぼね様は周りに対して敵対心を持っていますが、本当はすごく不安な気持ちでいっぱいです。

それなのに、その姿を人に見せられず、誤魔化そうとして他人にキツくあたります。

実は、仕事のときと私生活での顔はかなり違うことも多いでしょう。

 

もしかしたら、家ではペットに甘えた声で接しているかも知れません。

または、家庭では明るく振る舞い良い母親かも知れません。

逆に、家庭内暴力などで激しいストレスを受けているかも知れません。

職場ではその人のほんの一面しか見ていないということです。

まおつん
その人の職場での態度がその人の全てではありません。

おつぼね様の対処方法

おつぼね様の特徴や深層心理について解説してきましたが、ここからは具体的な対処法を解説します。

【おつぼね様の対処方法】
1、事実を記録する

2、上司に相談する
3、味方にする
4、転職する
まおつん
おつぼね様にどのように対処したら良いか考えます。

1、事実を記録する

おつぼね様から受けたパワハラ言動については事実を記録するようにしましょう。
言動を録音できれば一番良いですが、メモなどでも良いと思います。
上司に相談するときに役に立つこともありますし、自分の気持ちの整理するためにもいい方法です。
メモは抽象的ではなく、具体的に書くようにしましょう。

【良い例】
・3月30日、○○さんから「もう辞めてしまえ」と言われた。
・6月10日、□□さんが仕事を私に押し付けて自分はお茶を飲んでいた。
・7月10日、△△さんがみんなに見えないように私の足を蹴った。

【悪い例】
・○○さんはいつも私に嫌味を言ってくる。
・□□さんはぜんぜん仕事をしてくれない。
・△△さんに暴力を振るわれた。
メモを残す際は、パワハラを受けた日時や具体的にされたことを残すようにしましょう。

2、上司に相談する

上司に相談することはおつぼね様の対処法として有効です。

上司や責任者からおつぼね様に注意してもらうことで態度を改めてもらったり、場合によっては配置換えの対応をしてくれると思います。

 

ただし、相談する相手は慎重に選びましょう。

相談相手によっては、

「まぁ相手も悪気はないんだし…」

「あなたも悪い部分があるのでは?」

とお茶を濁してくる可能性もあります。

 

相談する相手がきちんと対応してくれるかどうかを見極めなければいけません。

最悪の場合は、あなたが相談したことをおつぼね様に曝露してしまうこともあり得ます。

相談した相手さえ間違えなければ適切に対応をしてくれるでしょう。

 

3、味方にする

いっそのことおつぼね様を味方にしてしまうのも手です。

おつぼね様が言うことを聞き、与えられた仕事をきっちりやっていれば「こいつは使えるヤツ」と思われて可愛がられるかも知れません。

 

しかし、この方法をするためにはかなりの覚悟が必要です。

おつぼね様に気に入られるには、自分を押し殺すための相当な忍耐が必要ですし、場合によっては同僚からは嫌われます。

 

グチグチと嫌味や悪口を言うタイプのおつぼね様には有効な方法ではありません。

仕事ができて厳しい人に対して可愛がってもらうことは、自分も成長できる機会にもなるので言うことを聞いて味方にしてもらうようにしましょう。

もちろん、それなりの覚悟がいることは覚えておきましょう。

 

4、転職する

人間の性格はそう変わりませんので、無理だと思ったら転職してその場から逃げるのも手です。

我慢しておつぼね様の思うがままにしておくよりも、いっそのこと職場から去ってしまう方が気持ちとしては楽になります。

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上司や責任者に辞める理由を説明するチャンスがある時には、おつぼね様から受けたパワハラや嫌がらせを報告しても良いです。

自分はその職場を去ることになっても、残って仕事する人には少しでも快適に仕事をしてもらいたいって思いますよね。

いや、それはあくまでも建前であって、「最後に爆弾を落としてやる」という黒い感情かも知れません。

まおつん
最後くらい私にも文句を言わせろ~!なんてね。
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まとめ

今回はどの職場にも生息しているおつぼね様について解説しました。

職場の人間関係に悩む看護師は非常に多いので、少しでも改善したいって思っている人がいるでしょう。

 

一方で、おつぼね様は子どもの頃に愛情を受けて育てられなかった実は可哀そうな存在かも知れません。

不器用だからこそ自分をなんとか正当化しないと生きられない性格であるともいえます。

 

おつぼね様と上手に付き合っていくか、さっさと諦めて転職するか、どちらが良いかよく考えて選択してみてください。

 

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