なんでやねん!訪問看護ステーションの『謎ルール』『謎文化』とは

訪問看護師のまおつんです。

相談者
訪問看護への入職を考えていますが「なんでやねん!」と思うような謎ルールや謎の文化って存在しますか?

訪問看護ステーションでの謎ルールはたしかに存在しています。

今回は一般的なものからちょっと変わった『謎ルール』や『謎文化』について紹介します。

 

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訪問看護ステーションの『謎ルール』『謎文化』

さっそく『謎ルール』と『謎文化』について、私が実際に経験したことや人から聞いたものを、割と「あるある」というレベルから「そんなのアリ?」というレベルまで紹介していきます。

まおつん
下に行くほど「なんでやねん!」とツッコミたくなるはずです!

 

新人は1時間早く出勤!

これはかなり『あるある』だと思いますが、ひと昔前は新人看護師は『自主的に』出勤時間の1時間前にステーションに来て掃除や機器の清掃などをするという謎ルールがありました。

最近ではコンプライアンス遵守が厳しくなってきたので以前よりは少なくなっていると思いますが、いまだに文化として根付いているステーションは多いと思います。

 

就業開始時間ギリギリに出勤しても何も言われませんが、先輩や同僚から「新人のくせに…」と陰で噂されることもしばしば。これが一番イヤなんですよね。

『自主的に』とはいっても、ほぼ強制的といわざるを得ないこの文化は早くこの世からなくなるといいですね。

 

靴下は白だけ!

「看護師は清潔感の代名詞だから…」

という理由で靴下は白だけという決まりがあるステーションが存在しています。

身だしなみに関しては、ステーションの考え方によってかなり違いがあるようで、白衣やカーディガンの色も白かピンクを指定しているところもあります。

 

働き方やファッションは多様化している時代なので、最近ではあまりうるさく言わないステーションも増えているみたいです。

しかし、ステーションがOKだったとしても特に高齢の患者さんから良く思われないケースもあるようなので、入職したては地味めな格好が良いかも知れませんね。

意味不明なゴミ当番!

多くのステーションでは清掃のパートを雇っているところがあり、床やトイレの清掃などを行ってくれます。

しかし、事務所のゴミの回収についてはなぜか看護師や職員が当番制で行うところがあります。

燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶やペットボトルなどのゴミは看護師や事務員が交代で決められた日に集めて収集所まで持っていくという謎ルールです。

せっかく清掃のパートさんを雇っているのだからそれも含めてお願いすれば良いのにといつも思っていました。

 

お弁当を食べた後のあき箱やお菓子の袋などをさわると衛生的にも良くないのでは?と思いますが、こういうルールを採用しているステーションもあります。

 

有給は退職時だけ使える!

この謎ルールも結構多いかも知れません。

酷い場合だと入職したあとの研修会の時に「有給は退職時しか使えません。」と説明されることもあるのだとか。

もちろん、そんなステーションは違法になるのですが、右も左も分からない新人看護師にとってはそれが当たり前と思い込む場合もあると思います。

冠婚葬祭の時であっても有給は使えず『欠勤扱い』になることもあるそうなので「なんでやねん!」となりますよね。

 

昼休み中なのに個人スマホ禁止!

仕事中ならまだしもお昼休みであっても個人のスマホを見るのがNGという謎ルールがある職場があります。

理由は「お昼休みでも公私混同しないように」という事らしいのですが、私からいわせれば「なんでやねん!」という謎ルールです。

職場で貸与されたスマホやタブレットだけは、仕事に関係するものだから昼休みでもさわってOKらしいです。ただし私用で使うのは厳禁という。泣

 

このルールは訪問看護ステーションではなく、病院やクリニックで多いようです。

訪問看護ステーションでは訪問時は誰にも見られないので、車の中で食事をとる時にスマホをさわっていてもまず見つかりません。

 

バレンタインのチョコレート配り!

訪問看護ステーションは女性が多い職場なので、男性の職員は少数派です。

そんな職場の女性たちにとって憂鬱なのが『バレンタインデー』ですよね。

 

とある職場では、バレンタインデー用のチョコを買うお金を女性職員から集めて誰かが買いに行くという謎すぎる習慣がある職場があるようです。

もちろん購入費用は自腹です。

 

ちなみにホワイトデーはというと、「男性は渡す女性職員が多くて負担になるから」という理由で誰からもお返しはないそうです。

「どっちが不公平やねん!」とツッコミがあること必死の謎ルールです。

 

令和の時代においても、『男性を立てる』『男性優先』という古い考えを持つ職場はまだまだ多いようです。

 

不定期な緊急連絡!

職場の安全意識の向上を目的とした『不定期な緊急連絡』がある職場があります。

どういうことかと言うと、1~2か月に1度のランダムなタイミングで個人の電話にメールがあり、すぐに何かしらの反応をしないと管理者や上司からめちゃくちゃ電話が掛かってきて、それも対応できないとかなり怒られるというモノです。

もちろん、場合によっては休みの日と重なる場合もあるので、休日であっても「いつ鳴るか分からない」というストレスで胃に穴が開きそうです。

 

確かに従業員の安否確認は大事ですが、事前連絡もなしに連絡しておいて出れないと怒られるって理不尽だと感じます。

まおつん
これ以外にも「なんでやねん!」という謎ルールがあれば、ぜひ教えてください。

 

 

謎ルールに「もう無理だ!」と思った人

私自身も新卒で病院に勤務し、そのあと訪問看護をいくつか転職した時には「なんでやねん!」と思うような謎ルールをいくつも体験しました。
看護師の多くは病院やクリニックで勤務している人も多いと思いますが、こんな謎ルールに振り回されて「もう無理だ!」と思った方は『訪問看護への入職』が良いかも知れませんね。
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その理由についてはいくつかありますが、そのひとつに訪問看護ステーションは委員会活動や研修会が圧倒的に少ないという事です。
私も生産性のない委員会活動のために休日に出勤するのは本当に憂鬱でした。
訪問看護ステーションでは、そういった集まりがほとんどないですし、訪問中の車の中では一人の時間もあるので、私にとってはストレスがかなり軽減されています。
「なんでやねん!」
という謎ルールや謎文化にうんざりしているのであれば、訪問看護ステーションへの転職を検討してみましょう。
まおつん
中には有益な委員会や研修もあるので全部ダメとは言いませんが…

 

まとめ

今回は、訪問看護ステーションであった「なんでやねん!」と言いたくなるような謎ルールや謎文化について紹介しました。

一部は病院で多い謎ルールもありましたが、おそらく医療関係の職場だけではなく一般企業でもこのような謎ルールがあるような気がします。

 

訪問看護ステーションに関してはしっかりと職場を選ぶことができれば、まだまともな職場はあるのでじっくり検討してみてください。

もちろん、訪問看護ステーションであっても、個人経営のところは謎ルールに遭遇するかも知れません。

 

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