訪問看護師のまおつんです。
私は新卒で病院勤務を経験したのち、訪問看護ステーションへの転職をしました。
今回は訪問看護ステーションへの転職をする適切な時期について解説します。
このブログでは訪問看護のリアルな仕事について情報を発信しています。もし興味があれば関連記事もご覧ください。
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訪問看護への転職に最適な時期は6~7月と12~1月
訪問看護ステーションへの転職を考える時にポイントとなるのは、
「どの時期に求人が増加するのか」
ということです。
一般的に6~7月、または、12~1月が求人が最も増える時期といわれています。
この時期は、訪問看護ステーションだけではなく、病院やクリニックなども求人を募集することが多くなっています。
転職したい人にとっては、求人数が多いほうが有利になることが多いので、この時期に転職をするのがベストタイミングといえるでしょう。
この時期に求人が増える理由
この時期に求人がなぜ増えるのでしょうか?
多くのステーションや病院なごは6月と12月にボーナスを出す時期です。
転職を考える人は、
「次のボーナスもらったら辞めよう」
と考える人が多くなるため。この時期に退職者が増えます。
つまり、退職者が増えると欠員を補填するために自然と求人が多くなるのです。
転職を避けた方がいい時期はある?
求人が多い時期に転職をするのは先ほどお伝えした通りですが、転職を「避けた方がいい時期」も存在し、それは3~4月です。
この理由は、この時期には新卒が入社してくる時期のため、受け入れる病院やクリニックが非常に忙しくなる時期だからです。
この時期に転職をしてしまうと、十分な研修が受けられなかったり、職場からの連絡も遅くなることが予想されます。
担当者の方の迷惑にならないように、3~4月に転職するのは避けた方が賢明といえます。
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魅力的な職場があれば転職時期にこだわらない
求人数が多い時期に転職する方が有利という話をしましたが、魅力的な職場であれば求人が増える時期を待つなんてナンセンスです。
できることならば、すぐにでもコンタクトを取って面接の申し込みをするのが良いでしょう。
看護師の転職に適切な時期は6~7月と12~1月というお話をしましたが、転職を成功させている人は他の人が活動していない時であっても情報収集を欠かしません。
自分が「この職場で働きたい!」と思った職場を見つけたのならば、求人を募集しているかどうかはお構いせず、まずは電話やメールで連絡するのも手です。
相手も普段の業務で忙しいはずですが、熱意が伝われば邪険に扱われることもありません。
ただしこの方法は上級者向けの方法といえます。(後ほど解説します。)
訪問看護ステーションは基本的に人手不足のところが多いので、たまたま欠員が出たなどの理由で話を聞いてくれるかも知れません。
本当に良い職場は求人募集をかけない
本当に良い職場は求人の募集をしません。
求人をするためにはかなりのコストが掛かり、この費用はステーションの経営には無視できないほど高額です。
逆に本当に魅力的な職場は、募集をしなくても口コミなどで自然に人が集まってくるので、募集をしなくても求人に困る事がありません。
こういった職場を見つけるためには、
『電話やメールなどで直接聞く』
『非公開求人を扱う転職サイトから情報を得る』
などがあります。
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これらのサイトに登録をしていたとしても、本当に良い職場であれば募集しててもすぐに枠が埋まってしまう可能性もあります。
このように、魅力的な職場があれば、タイミングを見るのではなく、積極的にアプローチすることも忘れないでください。
手軽なのは転職サイトに登録しておく方法です。
常にアンテナだけは高く張っておくこと
転職においては、求人が増えるタイミングを狙って行うほうが有利とお伝えました。
しかし。先ほども言ったように訪問看護ステーションは人材不足のところが多いため、年間を通して求人はあります。
本気で転職をしたいと思っているのならば、常にアンテナだけは高く張っておいた方が成功しやすいです。
つまり、転職にベストな6~7月、または12~1月ではなかったとしても、求人情報は常に確認しておく事が重要ということです。
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情報のアンテナを高く保つためには
求人情報といっても、主に使えうるのは求人サイトです。
転職サイトや求人サイトで求人を検索するのが一般的でしたがさ、最近ではSNSやホームページでも積極的に募集しているステーションもあります。
それでも転職活動はなかなか勇気がいるもの…
なかなか重い腰が上がらずに、
『何から始めていいか分からない』
という方は、まず転職サイトに登録をしておくことをおすすめします。
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最近ではサイトへの登録や利用が「無料」のところがほとんどなので、登録しておくだけでも損は一切ありません。
すぐに転職をする予定がなくても、登録だけしておけば最新情報を受け取ったり、カウンセラーに無料で相談することもできます。
やはり直接連絡をするのは上級者向けか?
転職サイトに登録して情報を検索する方法以外でも、気になったステーションに直接連絡をして確認をするという方法があります。
このように、直接連絡を取って確認をするのは個人的に非常におすすめな方法です。
なぜならば、転職サイトは「成果報酬型」といわれ、看護師が転職サイトを使って転職が無事に完了してから、ステーションがサイト側へ決められた報酬を支払う仕組みになっているのが一般的だからです。
そのため、転職サイトを介さずに直接申し込みをして転職すると、ステーション側には費用の負担が少なくて済むからです。
ただし、この方法はかなり上級者向けではあります。
まずは、募集しているかどうかをホームページなどで確認してから直接電話をしますが、
「名前を名乗り、電話の目的を伝える」
「人事担当者に電話を繋いでもらう」
「求人があるかを尋ねる」
「転職したい旨を伝える」
などの項目を電話越しに一つずつ伝えていかなければなりません。
「今うちは募集していません。」
「忙しいので後にしてもらえますか。」
など冷たくあしらわれる事もあるかも知れません。
よほど強いメンタルを持っていない限りは難しい方法と言えます。
ちなみに、ステーションによっては「転職サイトから応募してください。」と言われる事もあります。
中途採用者には「即戦力」が期待されている
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まとめ
訪問看護ステーションへの転職をする適切な時期について解説しました。
転職はとても勇気がいる行動です。
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