病院から訪問看護ステーションへ転職したらプライベートは充実する?

訪問看護師のまおつんです。

相談者
訪問看護への入職を考えています。
プライベートな時間は増えますか?

最近では『働き方改革』『ライフワークバランス』など、政府の取り組みによって有給取得のための法改正などが行われています。

しかし、いまだに巷にはブラックの医療現場が存在し、有給の制度は存在していても実際に取得するハードルが高かったりする場合もあります。

規模の大きい病院やクリニックは問題はないとは思いますが、個人経営が多い訪問看護ステーションではどうでしょうか。

 

私自身は病院勤務を経験し、その後に訪問看護ステーションに転職を経験しています。

今回はその中で感じた病院と訪問看護の違いや休みの取りやすさなどについて解説します。

 

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病院と訪問看護の違い

まずは、病棟勤務と訪問看護の勤務時間や休日などの違いについてみていきましょう。

上記の評価は、私の個人的な主観がかなり入っています。

また、勤務先の環境によって大きく異なることもあります。

 

病院と訪問看護の勤務の大きな違いのひとつに『夜勤』の有無があります。

病院で勤務する場合には基本的には夜勤がありますが、ほとんどの訪問看護ステーションには夜勤がありません。

夜勤がない代わりに、訪問看護には『オンコール』という電話当番が交代で回ってきます。

まおつん
夜勤とオンコールはどんな大変さの違いがあるのか次で解説します。

 

病院の夜勤の大変さ

病院勤務といえば夜勤がつきものです。

もちろん、育児中などの条件が揃えば夜勤を免除がしてもらえる場合もありますが、病院で勤務する場合は基本的に夜勤があると思っておいた方が良いでしょう。

夜勤はどんなところがキツいのかをまとめました。

【夜勤の大変なところ】
・とにかく眠い
・人が少ない
・肌荒れが気になる
・太りやすい
・オバケが恐い
夜勤の勤務時間は、その病院が2交代制か3交代制のどちらを導入しているかなどで決まります。
夜勤中は慣れるまでとにかく眠いですし、人が少ないため緊急時の対応などで急に忙しくなることがあります。
それ以外の大変さとしては、生活リズムが維持しにくく体調管理が難しいため、特に女性であれば肌荒れが気になったり、夜食を食べることで太りやすくなることもあります。

 

また、病棟を見回りをする時はオバケが恐いです。
人によるかも知れませんが、夜勤の見回りは何度やっても慣れません。
まおつん
どの病院にも必ずひとつやふたつ怖いうわさ話があります。泣

 

訪問看護ステーションのオンコールの大変さ

多くの訪問看護ステーションでは夜勤がない代わりに、オンコールという電話番があります。

ステーションが所有している電話を交代で自宅に持ち帰り、患者さんの緊急時に電話対応を行う仕事です。

 

オンコールの大変さは以下の通りです。

【オンコールの大変なところ】
・気が休まらない
・眠りが浅い
・お酒が飲めない
・緊急訪問の可能性がある
オンコールの当番の日は、職場の電話を家に持ち帰るのですが、この電話がいつ鳴るのか分かりません。
そのため、家に居ても気が休まらないことがあります。
いつ電話が鳴っても良いように待機しておく必要があるので、眠りも浅くなります。

 

また、オンコールが鳴ったとしても基本は電話の対応だけで済む場合が多いですが、緊急だと判断した場合には夜中でも患者さんの自宅に訪問することもあります。
その場合、自宅からタクシーや車で向かうことになりますが、車で向かう場合もあるのでお酒が飲めません。
オンコール当番の日の飲酒を禁止しているかどうかはステーションによって違いますが、禁止されていなかったとしても、ゆっくりお酒を飲めるような気持ちにはなりません。
まおつん
オンコール当番の日は大好きなお酒が飲めないから悲しい…泣

 

プライベート重視なら訪問看護が良い理由

前項では、病院と訪問看護の違いについて解説しましたが、プライベートを重視するのであれば訪問看護がおすすめです。
最近は、一般企業においても給料の多さよりもプライベートを重視して職場を選択する人が増えているという話をよく聞きます。

 

訪問看護のほうが勤務時間が短く、残業も少ないケースが多いです。
訪問看護は決められた時間で患者さんのケアを行うので、事務所に帰ってからの業務報告や事務作業などが終わればすぐに帰ることができるためです。
また、職場によって多少違うと思いますが、有給は比較的取りやすい雰囲気があります。

 

病院であれば夜勤があるため生活が不規則になり、プライベートの時間を取ろうと思っても、夜勤明けや休日は寝て過ごすことも多いです。
また、有給休暇は義務化されているとはいえ、病院では『周りに迷惑を掛けたくない』という思いから有給が取りにくい雰囲気があります。

 

プライベートの時間を増やしてできること

プライベートの時間を増やしてできることは何でしょうか。

私の場合、子育てや家事が忙しいのでその時間に充てます。

また、大好きな映画を見たりお酒を飲んだりすることもできます。

 

このように、プライベートの時間を増えるほうが、多少は給料が減っても良いと個人的に思っています。

私の周りでも、職場だけに依存せず趣味や副業に取り組むことで、自分の人生を豊かにしていきたいと考える人が多くなっています。

 

プライベートと仕事を両立させてくれた職場との出会い
最初に紹介したように、私は新卒で病院の勤務を経験し、その後訪問看護へ入職しています。
しかし、実は訪問看護を始めてから何回か転職を繰り返しています。

 

その理由としては、自分の働き方に合う職場がなかなか見つからなかったためです。
私は子育てをしながら働いているため、時間に融通が利く職場に出会うまでに職場を転々としていました。

 

いくつか転職をしながら失敗を繰り返して、ようやく自分が納得のいく働き方ができる職場に出会えました。
訪問看護に入職を考えている方は、事前に自分の働き方を相談できるサイトなどを活用すると良いでしょう。

安心&高時給 看護roo!の派遣
まおつん
無料カウンセラーに相談できる転職サイトを利用するのが転職を成功させる近道です。

 

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まとめ

今回は病院と訪問看護の仕事の違いについて解説しました。

夜勤は年を重ねると体力的にも厳しくなりますよね。

 

夜勤がそろそろツラくなってきた看護師は、訪問看護への転職がおすすめです。

訪問看護は患者さんの家に訪問してケアをするので、その時間はその患者さんだけに集中して仕事することができたり、働き方も融通を利かしてくれるなどメリットは多いです。

 

もちろん訪問看護ステーションによって職場の環境は大きく異なりますが、自分に合った職場は必ず見つかるはずです。

私みたいに何度も転職を繰り返さなくても良いように、無料カウンセラーを利用出来る転職サイトを利用するようにしましょう。
まおつん
あなたの希望に合った訪問看護ステーションが見つかると良いですね。

 

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