訪問看護師のまおつんです。
みなさん、訪問看護における『13,000』って何の数字分かりますか?
この数字は、令和3年度における全国の訪問看護ステーションの数なんです。
日本全国には訪問看護ステーションの事業所が13,000もあり、令和2年度と比較すると実は1,600事業所も増えています。
ちなみに47都道府県の中で、一番訪問看護ステーションが多いのは、東京ではなく、なんと大阪なんです。
1位 大阪府 1,452 事業所
2位 東京都 1,315 事業所
3位 愛知県 832 事業所
その次は、4位に神奈川県の816事業所、5位の兵庫県の741事業所と続きます。
※データは一般社団法人全国訪問看護事業協会の調査結果から引用しています。
この数字から予想できることは、どんなことでしょうか?
まずは、大都市のある都府県に集中しているということが分かります。
さらに、令和2年から令和3年にかけて1,600も事業所が増えている事を考えると、訪問看護の需要が拡大しているということも分かります。
もうひとつは、今後も訪問看護ステーションがさらに増えそうだという事です。
この背景には、日本は超高齢化社会に突入するといわれており、将来的には訪問看護を利用する人がもっともっと増えるためです。
訪問看護ステーションが増えるということは、訪問看護師の求人もこれから増えるということになりそうです。
これまでは、新卒での就職先として病院を選ぶ看護学生が圧倒的に多いイメージでしたが、これからは就職市場が少しずつ変化していくと思います。
新卒の入職先の候補に「訪問看護」が当たり前のように入る日が来ると良いですね。
実際のところ、数年前と比べても新卒を雇ってくれる訪問看護ステーションは増えていると感じます。
少しでも多くの人に訪問看護の魅力に気付いてもらい、訪問看護ステーションへの入職を目指す学生さんが増えてくれると私も嬉しいです。
「でも、新卒で訪問看護に入職しても大丈夫なの?」
と不安に思う学生さんも多いと思います。
結論からいえば、新卒でもぜんぜん大丈夫です。
詳しくは関連記事も解説しているので、合わせてご確認ください。
訪問看護師のまおつんです。相談者わたしは看護学生ですが、訪問看護は新卒で入職して働くことは出来ますか?ネットでは最初は病棟勤務で慣れておいた方が良いという意見もありました。わたしはこのブログで訪問看護の魅力を[…]
最近は無料で登録できる転職サイトも増えているので、看護師にとってはこういうサービスは非常にありがたいです。
もちろん現役の看護師であっても、訪問看護への転職はおすすめです。
病棟勤務とは違った環境で自分のスキルと知識を活かすことができます。
実際に、私も病棟勤務から訪問看護へ転職して、いまは自分の生活に合った働き方が出来ています。
無料で登録できる転職サイトをまとめた記事をご確認ください。
訪問看護師のまおつんです。相談者現在、病棟で勤務している看護師です。訪問看護に入職したいのですが、おススメのサイトはどこですか?今回は訪問看護に転職したい人に向けて、おススメの転職サイトを10社について徹底比[…]